商業施設の入り口、店舗の店頭、駅構内、競技場。街のあらゆる場所に増えていく横長LEDサイネージの背後には、必ずコンテンツを差し替えたり、再生スケジュールを組み直したりする人がいます。LumiBannerは、その運用が無理なく続くように設計された、サイネージ向けコンテンツ管理・スケジュール再生システムです。
LEDディスプレイの販売・設置を手がける業界には、長く続いてきた構造的な課題があります。ハードウェアは売れるが、そこに映すコンテンツの運用までを一括で提案できるLED販売・施工パートナーは多くなく、納品後の競争力に差をつけにくい。
一方、納品先のエンドユーザーには別の壁がありました。「動かない」「設定がわからない」とLED販売・施工パートナーへ問い合わせが続き、それを越えて操作に慣れたとしても、結局静止画を表示するだけで終わってしまう導入が珍しくありません。せっかくの高価なLEDが、活用しきれない「動かない壁面」のまま終わってしまう現場が後を絶ちませんでした。
LED販売・施工パートナーにはサポート工数の負担、エンドユーザーには活用機会の損失。LEDサイネージという媒体は、運用面でこの二重のハードルに足を取られてきたのです。
LumiBannerは、この運用ハードルを根本から取り除くために設計されました。製品として「動かす」のではなく、現場として「動かし続けられる」ことを起点に組み立てています。
LumiBannerの設計は、技術的な性能勝負ではなく、運用現場のストレスをどれだけ取り除けるかを起点に進めました。仕様策定からアーキテクチャ設計、ソフトウェア実装、出荷形態・サポート設計までを当社の開発チームが一貫して担当したからこそ、設置したその日から運用が始められる完成度として成立しています。
LumiBannerは、初出荷から1年弱で、国内のLEDサイネージ現場だけでなく、海外市場にも届くようになりました。「届いたその日から運用が始められる」という設計思想は、地域や言語を選びません。
私たちが提供しているのはサイネージ送出のシステムですが、現場で生み出されているのは、設置したその日から無理なく使い続けられるサイネージという媒体そのものです。